パソコンを買い替える前に是非SSDを試してほしい

SSD

購入から8年目に突入した愛用の「MacBook Pro Late 2008」ですが、さすがに去年の末くらいには新しいパソコンに買い替えようと思っていました。もちろんローン36回払いで。しかしあまりにもお金がなさすぎて、新しいパソコンが買えないどころか、欲しいという欲望すら消え失せてしまいました。

これまで延命のため、バッテリー交換・メモリ増設・HDD交換などを行ってきましたが、まだ一つだけやっていない事がありました。それはSSDの導入です。

参考までに僕の「MacBook Pro Late 2008」の紹介

モデル 15.4インチ 2.4GHz(MB470J/A)
CPU Core 2 Duo 2.4GHz
メモリ 購入時:2GB / 現在:6GB
ストレージ 購入時:250GB SATA 5400rpm / 現在:750GB SATA 7200rpm

「MacBook Pro Late 2008」の詳しいスペック(Apple公式)

SSDは発売当初は価格・容量・耐久性の問題がありましたが、最近ではそれらも大分解消されてきているようですので試してみる価値はありそうです。

評判やMacとの相性、価格の面からも「Crucial(Micron製)」の製品を購入する事にしました。その日に欲しかったのでAmazonではなく近所のパソコン屋に行きました。予算は1万円と考えていたので250GBを選ぼうとすると、値段が微妙に違うやつが2種類あるではないですか。

僕より前に購入した人から、高い方を買うように!と聞いていたので迷わず高い方を買います。安い方は「TLC」という記録方式で、高い方は「MLC」という記録方式です。「MLC」の方は値段が高いけど、「TLC」よりも速度と耐久性が高いのだそうです。

帰ってさっそく(と言っても子供が寝た深夜)SSDに換装する事に。箱から出して持ってみるととにかく軽い。金属感がまったくなくプラスチックの箱みたいで頼りない感じ。「MacBook Pro Late 2008」は裏の蓋を開ければ簡単にディスクを交換できるので便利です。

しかし、ここでディスクの両サイドを固定するために必要な星型の特殊なネジがある事に気がつきます。専用のドライバーは持っていませんので、ぐらぐらしたまま蓋をして換装完了!
※ドライバーは次の日借りてきてちゃんと固定しました。

立ち上げ画面

次にOSのインストールですが、事前にUSBメモリで作った「EL Capitan」のインストールディスクを準備しています。インストールは問題なく完了し、初期設定も終了。ためしに再起動して起動時間を確かめてみると、なかなか速い!

今度はアプリの起動を確かめようと試しにブラウザを立ち上げてみると、一瞬で立ち上がりました。8年前のMacとは思えない速度です。一番驚いたのは、DropboxやGoogleドライブがFinderと同期している間も普通に作業ができるという事です。SSD換装前や会社の高スペックなMacでも同期が終了するまでは待つしかなかったのに。これがSSDのパフォーマンスなのでしょうか。

これでしばらくは最新のMacBook Proに買い換える必要がなくなりました。一通りの事はやったので、あとは壊れるか、OSが動かなくなるか、大金が転がり込んで来ない限りは使い続けて行きたいと思います。

パソコンの買い替えをお考えの方でまだSSDを導入していない場合は、ぜひ一度SSDを試してみる事をおすすめします。

最終更新日:2016/05/04